おばあちゃんの大冒険

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〜2歳男子2人+1歳姫との、笑って転んでまた笑う日〜

こんにちは。今日は、50代おばあちゃんである
私の“体力の限界に挑む” 大冒険の日 のお話です。

相手は…

・2歳の元気男子(戦隊ヒーロー気質)

・2歳のやんちゃ男子(全てを走って解決しようとするタイプ)

・1歳のニコニコ姫(静かに見えて、いちばん計画性がある)

この3名。
つまり私は、小さな冒険家3人の付き添い隊長です。

朝の点呼からすでに試練

「ばぁば、きたー!!」

玄関を開けると、2歳男子がすでに全力疾走で突進。

まず私の膝が“ミシッ”と音を立てたのは、ここだけの話。

そして1歳姫は、満面の笑みで両手を伸ばし、

「だっこ〜」と可愛い声。

はい、ここで本日の消費カロリーの約30%が飛びました。

お外へ出発、大冒険スタート!

今日のミッションは

「近所の公園まで、全員無事に到着すること」

たったこれだけなのに、何というハードモード。

2歳男子その①:

「ばぁば〜、あっち!」

→ 行き先の9割が“道路”なので全力で止める。

2歳男子その②:

「ぼく、こっち!」

→ 1秒たりとも同じ方向に進まない。

1歳姫:

「(無言でにっこり)スッ…」

→ 気づけばベビーカーから立ち上がろうとしている。

私は気づいた。

これは散歩ではない。

もはやフィールドアスレチックだ。

公園=ばぁばの筋トレジム

やっと到着した公園。

でも大冒険はここからが本番。


ミッションA:滑り台無限ループ

2歳男子コンビが次々に滑り、

「ばぁば、みて!」

「ばぁば、はやく!」

「ばぁば、いっしょ!」

と三方向から声が飛ぶ。

ばぁば、ついに滑り台に挑戦。

ズザァァァァァーーーッ!

思ってたよりスピードが出て、

着地で膝が震える。

(運動会の父兄競技を思い出した。)


ミッションB:砂場で未知の料理を食べさせられる

2歳男子その②が砂を器に入れ、

「ばぁば、ケーキどうぞ!」

と言ってくれる。

もちろん食べる真似をすると、

1歳姫がニッコリしながら

本物だと思ったのか口に入れようとしたので

慌てて阻止。

命がけのごっこ遊びとはこのこと。

おやつタイムは平和な時間…のはずが

「おやつにしよ〜」

と言った瞬間、全員のテンションが爆上がり。

しかし、ばぁばの持参したおやつ袋を見た2歳男子が一言。

「ばぁば、おやつ、ちくしょう(※ちがう:少ない)!」

ちくしょう!?

そんな言葉、どこで覚えた!?

笑いを堪えながら、

「少ないって言ったのね〜」と訂正したけど、

その日一番のダメージをくらったのは私である。

帰り道、ばぁばはレベルアップした

全員を安全に家へ戻し、

無事に「大冒険」は終了。

帰宅する頃には、

私の腕はパンパン、足はガクガク、

心はふわふわ、そして家の中は散らかり放題。

でもね。

2歳男子その①が言ったんです。

「ばぁば、だいすき。まただいぼうけんしようね!」

はい。

疲れなんて一瞬で吹き飛びました。

そして1歳姫も、ぎゅっと抱きついてくれました。

【おわりに】大冒険は、ばぁばの若返りの秘訣

孫たちとの時間は、

体力は削られるけれど

心はどんどん満たされていく不思議な冒険。

50代でも、60代でも、

ばぁばはまだまだ進化できます。

次はどんなミッションが待っているのかしら?

沼に落ちそうな2歳男子の救出?

1歳姫との買い物チャレンジ?

戦隊ヒーローごっこでの悪役担当?

どれも、楽しんでやりましょう。

だって、ばぁばは今日も冒険家ですから。

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